子宮頸がん巡回講演 in 群馬県立中央中等教育学校

その他

2011. 07. 05
開催日時:平成23年7月5日(火)13:30~
開催場所:群馬県立中央中等教育学校
演題:子宮頸がんと性感染症の予防について
対象:5年生(120人)
講師:佐藤病院 副医院長 佐藤雄一 先生

「子宮頸がんと性感染症の予防について」の群馬県立中央中等教育学校にて巡回講演を開催しました。思春期にある生徒に、身体の変化・性に関する正しい知識と望ましい行動選択の力を育てることから「生きること」について考えることを目的として講演させていただきました。
参加者の感想【男子生徒】
●丁度、授業でも避妊や性感染症予防について学んでいたので、有る程度は知識があるつもりだったが、講演を聴いて、思っていたよりも知らないことが多いことに気づいた。
●今まで、子宮頸がんや性感染症には全く興味がなく、自分とは無関係なものと思っていたが、今回の講演を聴いて、将来のためにも知っておかなければならない情報だと感じた。
●感染症は女性だけの問題ではないので気をつけたい。今回の講演をしっかり自分の未来に生かして、自分も相手も守れるようにしたい。
●最近、女子に対して子宮頸がんのワクチンを打つようにという連絡があるが、特に男子にはなかったので全く関係のないものだと思っていました。が、男子もしっかり注意することが必要だとわかりました。まだ、あまり身近に感じることではなかったのですが、男子も「無関心」でいてはいけないと感じました。
●性感染症・子宮頸がん・人工妊娠中絶など、全体として女性のリスクが高いものが多いように感じた。逆を言えば、男性がいかにしっかりしているかでリスクを低くできるということなので、他人事として捉えずに、このことを忘れないで行きたいと思う。
●僕らの年代になると様々なことを様々な方法で学ぶが、なかなか「性」についての本当に正しい情報を学べる機会が少ない気がする。今回の講演のように奥まで突っ込んだ内容の話はとてもためになり、面白い講演だと思いました。今回学んだ正しい知識を使って、正しい選択をしていきたいと思う。そして、相手を思いやり、自分を大切にした素晴らしい人生を歩んで行きたい。
参加者の感想【女子生徒】
●今回、改めて性感染症の種類の多さとリスクを教えられたときは、自分の知識不足を認識した。私はすでに子宮頸がん予防のワクチンは打ってあるので大丈夫と思いながら聴いていた講演だったが、100%防げるわけではないと知り、衝撃でした。社会人になっても定期健診は怠らずに行きたいと思う。
●今回の講演によって、性感染症をひどく身近に感じたし、仮に感染したとして、その後大変なのは女性である気がした。避妊も含めて自分の将来も考え自分の身は自分で守りたいと思った。
●性感染症は一番自分たちが気をつけなければいけない年齢なのだと思う。まだまだ関係ないと思わないで、日々、心に留めておき、適切な行動が起こせるようにしたい。
●子宮頸がんについて、名前を知っている程度で、とりあえず予防注射をすればよいとしか考えていなかったので、それがどんな病気であるか、どんな症状があるのか、子宮のどの部分に感染するかなど、具体的に知ることができてよかったです。
●他人事ではなく、将来の自分、自分の家族のためにも病気・感染症について、今回学んだ知識を活用し、予防していきたいと思いました。
●私も子宮頸がんワクチンを接種している。きっかけは国が費用を負担してくれるというニュースを見たことだった。国が負担してくれるなら無料だし受けておこうかなという安易な気持ちだったが、今回の講演や授業を通して、すごくラッキーなことだったのだと分かった。
●普段、性感染症についての話などは、人に尋ねにくいし、どうやって情報を集めたらよいのかも分からず、ずっと他人事としてきてしまったので、今回、このような講演会を通して、貴重な情報を沢山いただけ、正しい情報を得られたので、次は正しい行動を移せたらと思います。